室内の印象を大きく変える建具として人気が高まっているのが、ガラス引き戸です。光を通して空間を明るく見せながら、部屋をゆるやかに仕切ることができるため、リビングやダイニング、ワークスペースなど、さまざまな場所で活用されています。
開き戸と比べて開閉スペースを取らず、狭い部屋でもすっきり設置できるのも魅力のひとつ。デザイン次第でナチュラルにもモダンにも仕上げられ、開放感とプライバシーを両立した快適な空間づくりが可能です。
この記事では、ガラス引き戸の特徴や開き戸との違い、メリット・デメリットについてわかりやすく紹介します。
ガラス引き戸とは?開き戸との違いは?
ガラス引き戸の概要、開き戸との違いについて紹介します。
ガラス引き戸とは?
「引き戸」とは、扉を横方向にスライドさせて開閉するドアを指します。中でもガラス引き戸は、ガラスを使用した引き戸のことで、光を取り込みながら空間を仕切ることができる人気のインテリア建具です。開閉の仕組みによって、以下の3つのタイプがあります。
・片引き:1枚を横にスライドして開閉
・引違い:2枚を左右に開閉
・引分け:中央から両側に開く
ガラス部分には、透明タイプのほか、すりガラスや型ガラスなどもあり、プライバシーを確保しながら採光できる点も魅力です。
引き戸と開き戸の違い
「引き戸」と「開き戸(ドア)」では、構造や使い勝手に大きな違いがあります。
開き戸(ドア)の特徴
・扉を前後に開くため、開閉スペースが必要
・設置する場所によっては家具の配置に制限が出る
・気密性・遮音性に優れており、防音や断熱を重視する空間に向いている
引き戸の特徴
・壁に沿ってスライドさせて開閉するため、開閉スペースが不要
・狭い廊下や小さな部屋でも設置しやすく、省スペース化に最適
・デザインのバリエーションが豊富で、室内の雰囲気づくりにも役立つ
このように、引き戸は限られたスペースを有効活用したい住まいや、開放感のある空間づくりをしたい方におすすめです。
ガラス引き戸のメリット・デメリットは?
ガラス引き戸のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
ガラス引き戸は、デザイン性だけでなく機能面でも多くの利点があります。
光を通すため、採光性が高い
自然光を室内まで取り込み、明るく開放的な空間を演出できます。暗くなりがちな廊下や間仕切りにもおすすめです。
バリアフリーに適している
段差をつくらず設置できるため、つまずきにくく、車いすや杖を使う方でも安心。また、開閉の際に力を必要としないため、子どもや高齢者にも優しい設計として注目されています。
部屋を仕切っても開放感を維持できる
透明・半透明のガラスを使うことで、仕切っても圧迫感が少なく、空間に広がりを感じさせます。
換気がしやすく、風通しを確保できる
引き戸を少し開けておくだけで風を通せるため、季節を問わず快適な空気循環ができます。
デザイン性が高く、空間のアクセントになる
フレームの素材やガラスの模様を変えることで、モダン・ナチュラル・和モダンなど、インテリアの印象を自在に変えられます。
「間仕切り」や「目隠し」としても活用可能
リビングとダイニングの間、寝室とワークスペースの間などに設置すれば、用途に応じて柔軟に空間を使い分けられます。
デメリット
一方で、ガラス引き戸には注意しておきたいポイントもあります。ガラス素材は音や熱を通しやすいため、遮音・断熱を重視する部屋では開き戸のほうが適している場合があります。
ガラス引き戸の活用方法は?
ガラス引き戸は、住まいだけでなくオフィスや店舗など、さまざまな場所で活用できる万能な建具です。光を取り込みながら空間を仕切ることができるため、開放感と機能性を両立した空間づくりに最適です。ここでは主な活用シーンを紹介します。
オフィスや店舗
ガラス引き戸は、開放的で洗練された印象を与えたいオフィス空間や店舗デザインにぴったりです。
会議室の間仕切りとして
閉鎖的になりがちな会議室も、ガラス引き戸を使えば明るく開放的な雰囲気に。外光を取り入れながらも、音をある程度遮断できるため、快適な打ち合わせ環境を作れます。
店舗什器・ショーケースへの応用
ガラス引き戸は、商品ディスプレイ棚や展示ケースの扉としても活用可能です。透明度の高いデザインを選べば、商品が美しく見え、陳列スペースを広く見せる効果もあります。
室内ドアとして
住宅内のドアとしても、ガラス引き戸は人気があります。開き戸に比べて開閉スペースを取らないため、動線の多い場所にも設置しやすいのが特長です。
リビングと和室・キッチンの間仕切りに
光を通すガラス引き戸なら、部屋を仕切っても圧迫感がなく、自然光を共有できます。料理中のにおいや音をある程度遮りながら、家族の気配を感じられる間取りづくりにも役立ちます。
開閉頻度の高い空間に最適
スライド式のため、扉を押したり引いたりする動作が不要。キッチン・洗面所・廊下など、手がふさがりやすい場所でもスムーズに開閉できます。
室内の間仕切りとして
ガラス引き戸は、明るさを保ちながら空間をゆるやかに分ける間仕切りとしてもおすすめです。
採光性を確保しつつ仕切れる
窓が少ない間取りや、日当たりが弱い部屋でも、ガラスを通して自然光を取り込むことができます。リビングや廊下の仕切りに設置すれば、昼間は照明をつけなくても明るく過ごせます。
半透明・すりガラスでプライバシーを守る
透明ガラスではなく、半透明タイプやすりガラスタイプを選ぶことで、視線を遮りながらも空間の広がりを感じさせることができます。寝室やワークスペースなど、適度なプライバシーが欲しい空間にぴったりです。
ガラス引き戸は、光を活かした空間演出と実用性を兼ね備えた建具。家庭ではもちろん、オフィス・店舗でもデザイン性と快適性を高める要素として幅広く採用されています。
インテリアスタイルや用途に合わせて、透明・すりガラス・木枠などのデザインを選べば、理想の空間づくりが実現できるでしょう。
室内窓でゆるやかに間仕切りを!YKK AP「famitto 」
famittoは、YKK APが展開するアルミインテリア建材のシリーズ。アルミフレームによるノイズレスなデザインと多彩な素材が特徴で、今回ご紹介した引き戸にも活用できます。ここでは、室内窓とガラスタイプの2種類をご紹介します。
famitto 室内窓
famitto 室内窓は、多彩なバリエーションで自由な空間づくりを実現する室内窓です。
光と風、家族の気配を感じる開放的な空間づくり
famitto 室内窓は、隣り合う空間を完全に仕切らず、やわらかくつなぐ間仕切りとして機能します。光や風を通しながら、家族の気配を感じられる設計で、開放感とつながりを重視した住まいを実現します。
スリムでミニマルなデザイン
アルミフレームの見付幅を22mmまでスリム化し、スタイリッシュで圧迫感のない見た目を実現しています。強度を保ちながらも、空間に溶け込むシンプルなデザインで、カジュアル・モダン・北欧テイストなど幅広いインテリアにマッチします。
L型コーナー納まりで広がる空間演出
柱を立てずにアルミフレームのみで構成できるL型コーナー納まりを採用。2方向から光を取り込めるため、室内全体が明るく、より広がりを感じられます。視線や空間の抜け感を演出したいリビングやワークスペースにもぴったりです。
安全性と品質へのこだわり
ガラスには強化ガラス+飛散防止フィルムを標準採用。万が一割れても破片が飛び散りにくく、子どもやペットのいる家庭でも安心です。デザイン性だけでなく、安全面・耐久性にも配慮された高品質設計が魅力です。
【商品情報】
famitto 室内窓
famitto/G(ガラスタイプ)
famitto/G(ガラスタイプ)は、空間に開放感と上質な表情を与えるガラスのインテリア建材。「引き戸」「間仕切」「室内ドア」「アウトセット引戸」に活用できます。
開放感と上質感を両立するガラスデザイン
famittoのガラスタイプは、すりガラス調や透明タイプなど、6種類のガラスバリエーションを用意し、採光性を高めながらプライバシーにも配慮。シンプルなデザインで、モダンからナチュラルまで幅広いインテリアに調和します。
スリムフレーム×浮遊感デザインで洗練された印象に
見付20mmのスリムな縦フレームと、浮遊感のある「バーハンドル・引手」デザインが特長。ハンドル部分はガラス面に直接取り付けられ、軽やかで上質な存在感を演出します。
強化ガラス+飛散防止フィルムで安心・安全
一般的なフロートガラスよりも強度の高い強化ガラスを採用し、さらに飛散防止フィルムを標準装備。万が一ガラスが割れても破片が飛び散りにくく、子どもやペットのいる家庭でも安心して使用可能です。
サイズ・デザインともに自由度の高いオーダー対応
最大高さ2.7mまで対応するサイズオーダーが可能で、天井まで届くダイナミックなデザインも実現。「室内ドア」「引き戸」「間仕切」「アウトセット引戸」など、空間に合わせた多彩な納まりに対応しています。ピアマットシルバー・ブラック(艶なし)・シルキーホワイトの3色展開で、住まいのスタイルに合わせたコーディネートも自在です。
【商品情報】
famitto/G(ガラスタイプ)
まとめ
ガラス引き戸は、光を取り込みながら空間をゆるやかに仕切ることができる、開放感と機能性を兼ね備えた建具です。
狭い部屋でも省スペースで設置でき、デザインやガラスの種類を選ぶことで、明るく洗練された室内を演出できます。
ガラス引き戸や室内窓を上手に取り入れることで、「明るく・広く・心地よい住まい」が実現します。リビングやワークスペースの間仕切りなど、ライフスタイルに合わせて最適なデザインを選び、自分らしい空間づくりを楽しみましょう。
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