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住宅の中でもついつい見逃しがちな天井ですが、部屋の中でも面積が広く、空間に与える影響が大きな部分です。では、天井のリフォームをすることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?また、リフォームを検討する場合は、どのようなポイントに注意するべきなのでしょうか?天井リフォームのメリットのほか、費用・デザイン・機能を選ぶポイントについてご紹介します。

天井リフォームのメリットとは?

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天井リフォームによって得られるメリットについてご紹介します。

雰囲気を一新して印象を変える

空間の雰囲気を一新して印象を変えるのが天井リフォームのメリットのひとつです。天井は視界に大きく占めるため、クロスの色や素材を変えるだけで部屋全体の雰囲気をガラリと一新できます。白やパステルなど明るいクロスは開放感を、質感のある板張りや木目調は温かみや高級感を演出し、好みに合わせた空間づくりが可能です。

断熱性・防音性の向上で快適空間に

部屋の断熱性・防音性を向上できるのが天井リフォームのメリットです。リフォーム時に断熱材や防音材を追加することで、夏は涼しく冬は暖かい快適な室温を維持しやすくなります。外部からの騒音や上階からの足音を軽減でき、静かで落ち着いた住環境を実現できるでしょう。

調湿・消臭効果が得られる

調湿・消臭効果を高めて、空間の快適性を高められるのも天井リフォームのメリットです。調湿・消臭機能を備えた素材を活用することで、適度な湿度に保ちやすくなり、結露を防ぐ効果があるほか、料理などで発生するニオイの付着を軽減しやすくなります。また、湿気が溜まりにくくなることで、建材などの劣化を抑えられるという効果も期待できます。

このほか、リフォームによる調湿・消臭効果についてくわしく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

天井高や仕様の変更で開放感や落ち着きも演出

開放感や落ち着きなど、好みのテイストに変化させられるのも天井リフォームのメリットといえるでしょう。大規模なリフォームが必要ですが、勾配天井や吹き抜け化など高さや形状を変更することで、視覚的な広がりや開放感を得られます。逆にダウンライトや木梁を活かしたデザインで天井を少し低く見せれば、落ち着いた雰囲気や包まれるような安心感を演出できるでしょう。

天井リフォームの種類を知ろう

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天井リフォームにはどのような種類があるのでしょうか?ここでは、天井リフォームに使われる代表的な施工方法とそれぞれの特徴についてご紹介します。

クロスの張替え

既存の天井クロスを新しいものに張り替える最も一般的な方法です。クロスはカラー・デザイン・機能のバリエーションが豊富で、目的に合わせたクロスを選択して張替えを行えます。また、費用も比較的安価のため、選択しやすい方法といえるでしょう。汚れや黄ばみが気になる場合、デザインを簡単に変えたい場合に最適です。

20㎡のクロス張替えを想定した場合の費用は、約3万〜7万円程度が目安です。

塗装

塗装は、既存の天井にペンキを塗り替えるシンプルな施工方法です。カラーバリエーションが豊富で、好みの色を自由に選び、部分的な補修や色替えがしやすいのが魅力的といえます。短期間で印象を変えたい場合や、アクセントカラーを楽しみたい場合は、ペンキの塗装を検討してみてもよいでしょう。

20㎡の天井塗装を想定した場合の費用は、約2万〜6万円程度が目安です。

板張り仕上げ

板張り仕上げは、天井を木材やプリント合板で覆う施工方法です。天然木なら重厚感、プリント合板ならコストを抑えながら木目の温かみを演出できるのが特徴。木ならではの質感と高級感を演出でき、断熱・防音性能を高められるのもメリットです。

ナチュラルテイストや北欧風、和モダンなど、木の温もりを取り入れたい空間におすすめの方法といえるでしょう。クロスや塗装に比べると費用がやや高く、天然木で約10万〜20万円、プリント合板なら約6万〜12万円程度で施工できます。

なお、板張り仕上げに使用する素材にはさまざまな種類があり、鉄鋼を生産する過程で得られる副産物「スラグ」を繊維化したロックウールなどが活用されています。ロックウールは、鉱物本来の防火性能に加え、断熱・吸音効果があり、天井に設置することで空間の快適性を高められます。ロックウールを使った建材について知りたい方は以下もご確認ください。

大幅な天井のリフォームと注意点

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クロス・塗装・板張りは、天井リフォームの中でも比較的手軽に施工できる方法です。反対に、建物を作り替えるような大幅な天井リフォームの方法としては以下のようなものがあります。

天井高を上げて開放感を演出

梁や構造材を見せつつ天井を高くすることで、部屋全体が広く明るく感じられます。視界が縦に広がり、自然光も入りやすくなるため、伸びやかな印象の空間に。ただ、建物の構造によっては梁や配管の移設が必要となり、工事費用や期間がかさむ場合があります。

勾配天井や吹き抜けでデザイン性アップ

屋根の傾斜を活かした勾配天井や、上下階をつなぐ吹き抜けは、個性的で開放感ある空間を実現します。自然光の取り込みや、空間の奥行き感が増す効果があり、リビングや玄関などに人気のスタイルです。実際に施工する際には、断熱・空調効率が下がりやすいため、高性能断熱材や空調計画の見直しが不可欠です。

下げ天井で落ち着きや断熱性アップ

あえて天井を下げる「下げ天井」は、天井裏に断熱材や防音材を充填しやすく、快適性を高められます。落ち着きある雰囲気を演出し、冷暖房効率も向上。書斎や寝室など静かな空間におすすめの施工といえます。圧迫感が出ないよう、照明や壁色とのバランスを考えた設計が必要です。

天井の高さや形状を大胆に変えるリフォームは、空間の印象を劇的に変えるだけでなく、快適性や機能性も向上させます。ただし、構造上の制約やコストが大きいため、計画段階から十分な検討と専門家の確認が欠かせません。これらの施工を検討する場合は、専門家への相談のうえ、慎重に進めましょう。

安全性・構造対応や補強の必要性は?

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天井リフォームや設備追加を行う際は、デザインだけでなく安全性や構造面への配慮が不可欠です。特に重量物の設置や下地の状態によっては、見えない部分に補強や修繕が必要になるケースがあります。リフォームを検討する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

シーリングファンなど重量物の設置には補強が必要

シーリングファンや大型照明など、重量のある設備を天井に取り付ける場合は、下地の強度を高める補強工事が必須です。補強を行わないまま設置すると、天井材の破損や落下につながる危険があり、リフォーム後の安全性を大きく損なう可能性があります。

部分補修や雨漏り対応の費用

既存の天井に穴あきや腐食がある場合は、補修費用も考慮する必要があります。小規模なパテ補強で済む場合は1万円程度から対応できますが、下地の交換が必要なほど劣化している場合は20万円以上かかることもあります。施工前の点検で状態を確認し、適切な補修計画を立てることが重要です。

集合住宅では管理規約や構造制限がある場合も

マンションなどの集合住宅では管理規約や構造上の制限が設けられている場合があります。梁や配管、躯体に関わる変更は事前に管理組合や管理会社への申請が必要となるため、工事計画の初期段階で確認しておきましょう。

このように、天井リフォームは見た目を整えるだけでなく、構造や安全性への対応が欠かせません。事前調査と補強の有無を把握したうえで、適切な施工方法と費用を見積もることが、長く安心して暮らせる空間づくりにつながります。

おすすめは既存クロスの上から施工可能な天井材リフォーム!

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さまざまな種類の天井リフォームについて紹介しましたが、既存の天井クロスを剥がさず、そのまま上から天井材を貼るリフォームは、手軽さと仕上がりの両面でおすすめの方法です。住まいを快適にアップデートしたい方におすすめ。主なメリットとしては以下の3点があります。

天井材を貼っていくだけなので工事が早い

既存クロスを撤去する手間が不要なため、施工は短期間で完了。住みながらでもリフォームが進めやすく、忙しい家庭でも比較的チャレンジしやすいといえます。

大がかりな工事がいらずリーズナブル

解体や下地処理を最小限に抑えられるため、人件費や工期が短縮され、コストを抑えながら美しい仕上がりを実現できます。デザインや素材のバリエーションも豊富で、インテリアに合わせた選択が可能です。

デザイン性・機能面の向上

新しい天井材を貼ることで断熱性や防音性が向上し、温度変化や外部の音を和らげる効果が期待できます。見た目が新しくなることで心理的にもリフレッシュでき、日々の暮らしがより快適に感じられるでしょう。

このように、既存クロスの上から施工する天井材リフォームは、スピーディー・経済的・快適性アップの三拍子がそろったリフォーム方法です。手軽に空間の印象を変えたい方や、コストを抑えつつ住まいの質を高めたい方にぴったりの選択肢といえます。

天井材によるかんたんリフォームについてくわしく知りたいという方は、以下の内容もチェックしてみてください

爽やかな空気をつくる!DAIKENの天井材「クリアトーン12SⅡ」

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クリアトーン12SⅡは、湿気を吸収・放出してくれる調湿性能を持つ天井材です。

18畳(27㎡)のLDKの天井全面に「クリアトーン12SⅡ」を施工した場合、500mlペットボトル3本分の吸湿量をもち、空気中の湿気を吸い取って快適な湿度を維持します。
空気が乾燥している場合は、ため込んだ湿気を放出し、室内に適度なうるおいを与えてくれます。このような湿気を吸収・放出する機能によって、季節を問わずに空間の快適性を維持します。

また、反響音を抑えられる「吸音性能」を兼ね備えているのも特徴のひとつ。湿度だけでなく、気になる「音」の問題も軽減できます。
フラット柄、パターン柄、リブ・グリッド型などデザインバリエーションも豊富で、インテリアのスタイルやトーンに合わせて好みの柄を選ぶことができます。

天井リフォームを検討している方は、ぜひ以下のリンクからクリアトーン12SⅡの詳細をチェックしてみてください。

まとめ

天井リフォームは、空間の雰囲気を一新してくれるだけでなく、断熱・調湿・防音・消臭性能を高める効果が期待でき、室内の快適性を高めることができます。

大掛かりなリフォームで抜本的に快適性を高める方法もありますが、おすすめは天井材を活用したかんたんリフォームです。

調湿・吸音性能を持つ「クリアトーン12SⅡ」であれば、手軽かつリーズナブルに爽やかな空間を演出できるでしょう。天井リフォームを検討している方は、ぜひクリアトーン12SⅡの詳細をチェックしてみてください。

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