「壁に汚れがある……」「デザインが少し物足りない……」といった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?このような悩みの解決策として最適なのが、壁のリフォームです。この記事では、壁をリフォームすることで得られるメリットや種類などについてくわしくご紹介します。
壁リフォームの魅力と得られるメリットは?
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壁のリフォームを行うことで、以下のようなメリットを得られます。
部屋の印象をがらりと変えられる
壁リフォームによって、部屋の印象をガラッと変えることができます。壁の素材や色を変えるだけで、部屋全体の雰囲気が一新され、まるで別の空間のような新鮮さを演出できます。お気に入りの色や質感を取り入れることで、自分だけの理想的な空間づくりが行えるでしょう。
住宅の資産価値向上につながる
住宅の資産価値が向上するというメリットもあります。壁の見た目やデザイン性を高めるリフォームは、家全体の印象を大きく左右します。美しく整えられた壁は住宅全体の価値を引き上げ、売却や賃貸の際の評価向上にもつながります。
断熱・防音性能の改善が可能に
壁リフォームは、断熱や防音など、住宅の性能を高める効果も期待できます。リフォーム時に最新の断熱材や防音材を取り入れることで、夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境を実現できます。また、防音性能が向上すれば、外部の騒音を軽減し、静かで落ち着いた空間にすることもできるでしょう。
不燃・調湿素材で安全性や快適性が向上
最近では、不燃・調湿など、安全性や快適性を高める素材も登場しています。火に強い不燃素材や湿度を調整する調湿素材の壁材を選べば、万一の火災時の安全性を高めつつ、室内の湿度を快適に保つことができます。壁リフォームには、火災などのリスクを軽減し、暮らしやすさを向上する効果も期待できます。
壁リフォームの種類とは?
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壁リフォームには、クロスを張り替えるだけの簡単なものから、工事が必要なものまでさまざまな種類があります。ここでは、壁リフォームの種類についてご紹介します。
壁紙の張り替え(クロス)
もっとも簡単で一般的な壁リフォームの方法が、壁紙(クロス)の張り替えです。ビニールクロスや紙クロスなどの多彩なデザイン、汚れ防止や抗菌などの機能性に優れたタイプがあり、用途や趣味に応じて選ぶことができます。工期はおおよそ2~3日が目安で、短期間で部屋の印象を一新できるのが魅力です。
壁の塗装仕上げ
壁の塗装仕上げは、ペンキを使って壁を塗装する方法です。色の自由度が高く、オリジナリティあふれる空間づくりが実現できます。1~2日の施工で仕上がることもあり、コストを抑えながらイメージチェンジができます。経年による色あせや汚れの付着で傷んでいきますが、再塗装でリフレッシュできるのもメリットといえるでしょう。
珪藻土・漆喰などの塗り壁
珪藻土・漆喰(けいそうど・しっくい)は、自然素材の塗り壁です。調湿性や消臭性に優れ、快適な室内環境を保つ効果があるほか、独特の質感と高級感があり、デザイン性・耐久性の両面で長く楽しめるリフォームといえます。ただ、クロスの張り替えやペンキ塗装に比べると費用が高くなりやすいといえるでしょう。
壁や間仕切り撤去と設置
壁や間仕切りの撤去と設置は、不要になった壁や間仕切りを撤去して空間を広げたり、新たに壁を設置して部屋を区切ったりする方法です。一から好みの壁や空間に作り替えられる方法で、もっとも自由度が高い方法といえるでしょう。ライフスタイルや家族構成の変化に柔軟に対応できるリフォーム方法ですが、もっとも時間と費用がかかるリフォーム方法といえるでしょう。
インテリア建材
インテリア建材とは、住宅や建築物の室内に使用される材料で、フローリング、壁材、ドア、収納、階段、手すりなど、室内の空間を構成する部材全般を指す言葉です。インテリア建材として使われる壁材には、ご紹介した壁紙(クロス)、珪藻土・漆喰のほか、木質パネルなどが含まれます。壁材にはさまざまな種類があるので、それぞれの特徴をふまえて用途に合ったものを選びましょう。
壁リフォームの失敗を防ぐ注意点
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壁リフォームの失敗を防ぐための注意点についてご紹介します。以下のようなポイントを理解して、理想の空間を実現しましょう。
撤去できない壁を誤って壊さないように
家を支える構造壁や耐震補強に関わる壁は、勝手に撤去すると建物全体の安全性を損なう可能性があります。必ず施工前に専門家へ調査・確認を依頼し、撤去が可能かどうかを明確にしてから工事計画を立てましょう。
施工後の使い勝手や動線にも配慮を
壁の位置や間取りを変えることで収納スペースや動線が大きく変わります。完成後に「通りにくい」「収納が足りない」といった不便が生じないよう、家族の生活動線や家具配置をシミュレーションして計画を進めることが大切です。
DIYの注意点
DIYは材料費だけで済み、コストを抑えられる反面、下地処理や施工精度が不足すると仕上がりが粗くなるほか、壁材が早く剥がれるなど、耐久性に問題が出る場合があります。初めての場合は小規模な範囲からスタートし、プロに下地だけ依頼するなど、リスクを減らす方法を検討してみてください。
複数業者への見積りを
業者ごとに提案内容や費用は異なるため、必ず複数社から見積もりを取り、材料・仕上げ・施工方法を比較しましょう。価格だけでなく、施工実績やアフターサポートの充実度も重視して選ぶと、後々のトラブル防止にもつながります。
壁リフォームを成功させるには、構造上の安全確認や生活動線の検討、施工精度、そして信頼できる業者選びが欠かせません。事前の入念な設計と比較検討が、満足度の高い仕上がりへの近道といえるでしょう。
壁材の素材別!リフォームの特徴を紹介
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壁材の素材別にリフォームによって得られるメリットや特徴をご紹介します。
ビニールクロス/紙クロス
幅広いデザインやカラー、質感を手軽に楽しめる最もポピュラーな素材です。比較的低コストで施工できるため、リビングや寝室など広い面積のリフォームにも向いています。機能性クロスを選べば、調湿や消臭、防汚、防カビといった効果をプラスでき、日常のメンテナンス性も高められます。
自然素材(漆喰・珪藻土など)
調湿性や消臭効果に優れ、結露やカビの発生を抑えるなど、健康的で快適な室内環境をサポートします。独特の風合いや高級感があり、上質で落ち着いた空間を演出できるのも特徴といえるでしょう。このような素材は、職人の手仕事が必要で、他素材に比べて施工費や工期がやや長くなる点は注意が必要です。
木質系・布系クロス
木目調やファブリック調のクロスは、ナチュラルな温かみと豊かな質感を空間に与えられる素材です。リビングの一面や寝室のアクセントウォールなど、部分使いでも存在感を発揮してくれます。吸音性や調湿性を兼ね備えた商品を選べば、見た目だけでなく機能面でも効果が期待できるでしょう。ナチュラルな雰囲気が好きな方におすすめの素材です。
インテリア建材やパネルの活用
壁に装飾パネルや化粧ボードなどのインテリア建材を取り入れることで、空間の印象を大きく変えながら、耐久性やメンテナンス性も向上します。木目調・石目調・メタル調など多様なデザインがあり、好みに合わせて雰囲気を演出可能です。
既存の壁の上から貼るだけでリフォームできる商品もあり、部分施工やDIYでも気軽に導入可能。短時間でイメージチェンジしたいときや、賃貸での模様替えにもおすすめです。なお、「どのようなインテリア建材を選べばいいのかわからない……」という方は、以下の記事もチェックしてみてください。
DAIKENの不燃壁材「GRAVIO EDGE(グラビオ エッジ)」とは?
GRAVIO EDGE(※以下グラビオ エッジ)は、壁のリフォームにぴったりなDAIKENの壁材です。ここでは、壁のリフォームを検討中の方に向けて、グラビオ エッジの魅力やラインナップをご紹介します。
グラビオ エッジの魅力
グラビオ エッジは、光と影による豊かな表現力が魅力の壁材です。「深彫り調エンボス加工による深い陰影」と「質感あるリアルな柄デザイン」による、本物の自然素材と見まがうようなリアルな仕上がりが特徴。アクセントウォールにグラビオ エッジを取り入れることで、インテリアに格調と品格を与えることができます。
基材には軽量で耐熱性・防火性に優れた「ダイライト」を採用しており、安全面にも配慮。ラインナップは、「レグノ・ピアンテ・ブロッコ・フルッソ・カルセ・カーヴァ」6柄。設置場所や用途に合わせて、さまざまなニーズに対応しています。
目的に応じて選べるラインナップ
レグノ
<カームブラウン柄>
木材がモチーフのピースと立体的な意匠がぬくもりを感じさせる木目調デザイン。木目調のランダム感がインテリアのアクセントになります。インテリアのスタイルに合わせて選べる3つのカラーを用意。
ピアンテ
<オフホワイト柄>
草木のモチーフと布目のテクスチャが、やさしい雰囲気の陰影感を際立たせるモザイクタイル調デザイン。細やかな表情の変化が空間を豊かに彩ります。インテリアのスタイルに合わせて選べる6つのカラーを用意。
ブロッコ
<チャコール柄>
砂岩がモチーフの壁材。各ピースの凹凸がエイジング感を感じさせるレンガ積み調のデザインです。インテリアのスタイルに合わせて選べる8つのカラーを用意。
フルッソ
<ホワイト柄>
流れ石をモチーフに、傾斜した細長いピースによるリズミカルな陰影の木端積み調デザインが魅力的な壁材です。インテリアのスタイルに合わせて選べる8つのカラーを用意。
カルセ
<ベージュ柄>
大谷石をモチーフに、大きなピースサイズと凹凸が重厚感を与える石積み調デザインの壁材です。インテリアのスタイルに合わせて選べる6つのカラーを用意。
カーヴァ
<ネイビーブルー柄>
織物生地をモチーフに、湾曲した形状のピースがやわらかさを演出する乱積み調デザインの壁材です。インテリアのスタイルに合わせて選べる6つのカラーを用意。
グラビオ エッジの詳しい商品情報を知りたいという方は、以下のリンクからご確認ください。
まとめ
壁リフォームは、空間の安全性・快適性・デザイン性を高めるのに効果的な方法です。
「住宅の快適性や機能性を高めたい」「空間の雰囲気をもっと好みのデザインにしたい」といった方は、今回ご紹介した壁リフォームの方法や素材別の特徴を参考に、壁のリフォームを検討してみてもよいでしょう。
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